- MUCOM88emをv1.01に更新しました。
MUCOM88em v1.01変更点は次の通り(MUCOM88em変更点より引用)
- [拡張]SSGハードウェアエンベロープコマンドを追加。
- [拡張]yコマンドのアドレス指定可能範囲を拡張。(OriginalのBugFix.)
https://github.com/MUCOM88/mucom88/blob/master/mucom88em/sdk_package/MUCOM88em.txt より
● 従来のMUCOM88から拡張されたMMLコマンド
(1)SSGハードウェアエンベロープ 波形(MUCOM88em v1.01にて復活)
コマンド
S
書式
Sn
値の範囲
n : (0~15)
使用可能なパート
D/E/F (SSG)
内容
指定するとSSGのハードウェアエンベロープモードに切り替わる。
0~15はエンベロープの波形の種類になる。
ハードウェアエンベロープを使用中に'v'(ボリュームコマンド)を使用すると通常のモードに戻る。
')'や'('は無視される。
補足
MUCOM88 v1.5のコマンド「s」(小文字)と同等の機能。
MUCOM88 v1.7でオミットされたこの機能をコマンド名を変えて復活。
(2)SSGハードウェアエンベロープ 速度(MUCOM88em v1.01にて復活)
コマンド
m
書式
mn
値の範囲
n : (0~65535)
使用可能なパート
D/E/F (SSG)
内容
SSGハードウェアエンベロープの波形の変化スピードを設定する。
値が小さいほど早く変化する。
補足
MUCOM88 v1.7でオミットされた機能の復活。
(3)レジスタ値直指定(MUCOM88em v1.01にて修正)
コマンド
y
書式
yn1,n2
値の範囲
n1 : (0~182)
n2 : (0~255)
使用可能なパート
A/B/C/G/H/I/J/K (SSG以外)
内容
レジスタに値を直接書き込むコマンド。
n1で指定したアドレスにn2の値を書き込む。
補足
従来、n1の指定可能範囲が狭かった(0~178)のを修正。