https://youtu.be/KOPqN4isDDo?t=643
フリーラインスケートでも前後がつながっているキャスターボードやスケートボードのようにポンピングすることをスネークという。 スネークではない通常のポンピングでは、重心位置を両足の真ん中にしておけば走行できる。しかし、スネーク走行においては、間欠的に推進力が発生し、推進力を発生させるための重心位置が通常より谷側に限定されるので、谷に重心を落とす練習になる。
スキーの日本国内レベルではフリーラインスケートよりも谷に重心を落とせないトップ選手がほとんどだと思う。 平地のフルパワーのスクワットで力を伝えられる力を100%出してポンピングして最大の振り幅でポンピングできるなら、スキーでもものすごく板が動くようになります。最大の振り幅はスケートボードのポンピングとあんまり変わらないぐらいまで大きくできます。
交互に操作するポンピングがすでにできているとします。
- 交互操作だと押すタイミングが同じなので、そのタイミングを少しずつずらして左右の足の距離を短くしていきます。
- 前足も後ろ足もターン前半で一番押す練習
- ターン前半だけを気にしているとターン後半でブレーキが掛かるので、ターン切り替えまでめいいっぱい後ろ足を踏んで次のターンに重心をめいいっぱい近づけて、支点と重心の距離を離してポンピングする練習をします。ターン前半と同じぐらい推進できるまで重心位置を谷に近づけます。
- このサイクルを繰り返します。
最大限推進しているかどうか判定する方法。10%ずつぐらい2分探索で車輪の角度を変えて押してみて、推進力が発生する度合いと押しやすさのバランスが良いところを見つけます。 ターン55%までぐらいはスケーティングの感覚で押すと推進できます。残りの45%は谷に重心を運ばないと同じぐらいの入力した力に対しての推進力が生まれないです。前半も後半もおなじぐらいの入力/推進力 パワーレシオが確保できるように練習します。
前後の入力は排他的に行ったほうが良い。前に入力して推進力を得ているときに後ろにも積極的に入力して推進力を得ようとせず、後ろに力を入れているときは前で推進力を得ようと意識しないべき。特にターン後半で前足が次のターンに差し掛かっているからといって、前足で推進力を得ようとしてはならない。後ろ足で推進力を得て後ろ足がターン切り替えを超えてからはじめ前足で推進するべき。
インラインも同じだが、ショートターンしているときは上体はゴール方向に向けっぱなしにするべき。
スキーやスノーボードなど大出力がかかる状態でも使えるようにするためには、200kgぐらいのフルスクワットをポンピング中に行って、言語化できるミスは 1/20 ターン以下に抑えるべき。手を上げて遠くに差し伸べても、みすが自覚できなくなるまでやれば合格。