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Match&Response Rule
マッチ&レスポンス機能で使うマッチ&レスポンスルール(以下、ルール)は、要求内容とルールで指定した条件が一致するかどうかを確認し、一致した場合は応答内容をルールで指定したものに変えるものです。ルールは XML 形式で記述します。
mrrs タグにすべての mrr タグが含まれます。1つの mrr タグが1つのルールを意味し、meta タグ、trigger タグ、response タグを必ず含める必要があります。
必須のタグで、1つだけ定義できます。
- 1000以上、65535以下の範囲の整数値を指定します。
- 1000-9999 は morihi-soc 公式ルールで使用します。
- 10000-20000 自由(ローカルルールで使用することを推奨)
- 20001-65535 自由 mrrid の大きなものから順番にマッチング処理をします。trigger タグに一致した場合は、その mrrid 以降のマッチング処理をおこないません。
必須のタグで、1 つだけ定義できます。mrr のマッチング可否を boolean で指定します。True はマッチング可能、False はマッチング除外 (ルールの無効化と同義) をします。
必須ではありません。1 つだけ定義できます。mrr について説明文を書くことができます。
trigger タグでは、method タグ、uri タグ、header タグ、body タグのどれかを最低1つは定義しなければなりません。また各タグで指定した文字列は、正規表現でマッチングをします。
原則必須ではありません。HTTP のリクエストメソッドを指定します。
原則必須ではありません。URI(パス、ファイル名およびクエリパラメータのすべて)がマッチング対象です。
原則必須ではありません。HTTP のヘッダがマッチング対象です。
原則必須ではありません。HTTP のボディがマッチング対象です。GET メソッドや HEAD メソッドであっても、ボディが含まれている場合はマッチングの評価がされます。
必須ではありません。指定がない場合は"200"(デフォルト値) が返されます。3桁の数値で指定する必要があります。
必須ではありません。指定する場合は、name タグと value タグを設定する必要があります。
- name タグは、ヘッダ名を定義します。
- value タグは、ヘッダに対応する値を定義します。 たとえば、name タグに Test と定義し、value に 12345 と定義します。ルールに一致した際は HTTP ヘッダに「Test: 12345」という形で応答します。
必須のタグで、1 つだけ定義できます。
- CDATA またはファイルを指定します。CDATA の場合は の間に、ファイルを読み込む場合は body タグの filename 属性にファイル名を指定してください。読み込むファイルは art ディレクトリ直下に保存してください。なお読み込むファイルはテキスト形式に限ります。
- CDATA とファイルのどちらも、ルールを定義した XML ファイルを読み込んだ時点でメモリに展開されます。