現在のターゲットの敵視量、距離、HP等をオーバーレイ表示する、OverlayPlugin のアドオンです。
OverlayPlugin (0.3.1.0以降)のアドオンとして動作するため、 OverlayPlugin の導入が必要です。
リリースページよりダウンロードできます。
OverlayPlugin をインストールしたフォルダに addons
というフォルダを作り、EnmityOverlay.dll
を入れます。
ja-JP
の中身は OverlayPlugin
の ja-JP
フォルダにコピーします。
同じように resources
の中身は OverlayPlugin
の resources
フォルダにコピーします。
たとえば C:\Program Files\Advanced Combat Tracker\OverlayPlugin\
に OverlayPlugin をインストールした場合、下記のような構成になればよいです。
C:\Program Files\Advanced Combat Tracker\OverlayPlugin\
├addons
│ └EnmityOverlay.dll
├ja-JP
│ └EnmityOverlay.resources.dll
├resources
│ └enmity.html
└OverlayPlugin.dll, OverlayPlugin.Core.dll, OverlayPlugin.Common.dll ....
OverlayPluginの設定より新規オーバーレイとしてEnmityOverlayタイプのオーバーレイを追加してください。
設定は miniparse や spelltimer オーバーレイとほぼ変わりません。
見た目のカスタマイズはresources\enmity.html
ファイルを編集することで可能です。
メモリに存在するカレントターゲットの敵視値を表示します。
計算等で算出しているのものではないので、リアルな値として参考になります。
メモリには上位16キャラ分存在するので最大で16キャラ分表示されます。
名前の下に表示されているゲージはヘイト1位との相対的な敵視量のグラフで、色はロールアイコンに準じています。
さらに、ターゲットとの距離、HPパーセント、HP/HPMaxが表示可能です。
その他表示できる項目については resources\enmity.html
のサンプルJSON(ActXivDebug)を参考にしてください。
将来 OverlayPlugin のインターフェースに大きな変更があった場合、正しく動かなくなる可能性があります。
また、FFXIVプロセスのメモリを参照しているので、FFにパッチがあたるとデータを正しく参照できなくなる可能性があります。
軽くメモリを検索した限りではカレントターゲットの敵視量しかメモリにありません。
つまり、ターゲットしてない敵はもちろん、フォーカスターゲットやホバーターゲット、ターゲットのターゲットなどの敵視量は得ることができません。
標準UIの敵視リストの情報は有効に使えないような気がしています。
JSONに含まれるターゲットへの距離情報についてです。
Distance
は3次元距離なのでジャンプするだけでも数値が変わります。HorizontalDistance
は高さを考慮していない座標の距離でジャンプしても変わりません。EffectiveDistance
はスキルの有効範囲等に影響する距離で整数値でしか得ることができません。また、スキル対象になりえないオブジェクト(呼び鈴等)の距離は0になるようです。