- subfilesパッケージにより、texファイル入稿の形態へと変更
- usepackageは
article-template
直下のmain.tex
を編集する - デフォルトの処理系をLuaLaTeXへと変更
- 記事タイトル周辺のコマンドの変更
ビルド時にぶっこわれが発生する場合、 pLaTeX専用パッケージを利用しようとしていないかを疑ってみましょう。
全体ビルド時にぶっこわれが発生する場合、前に置いてある記事で変更された コマンドがないかなどを確認しましょう。
記事を入れるディレクトリ名に合わせてGitのブランチを切ります。
記事のディレクトリをmy_article
としたら、次のように切ってブランチを移動しましょう。
git branch articles/my_article
git switch articles/my_article
注意する点として、 article s である点です。 article だとCIが走らないので気を付けてください。
articles
フォルダのhinagata
をコピーして、任意の名前をつけます。
このときの名前はなんでも構いませんが日本語を使うとややこしくなるのでやめましょう。
このときのディレクトリ名をここではmy_article
としたとして話をすすめます。
リポジトリ直下にあるmain.tex
を見てみましょう。ファイル中盤に次のような記述があるはずです。
% 記事(サンプル)
\article{./articles/hinagata}
% 裏表紙
\article{./articles/back_cover}
パスの部分を次のように自分の記事のディレクトリに変更した\article
コマンドを挿入します。
% 記事(サンプル)
\article{./articles/hinagata}
+\article{./articles/my_article}
% 裏表紙
\article{./articles/back_cover}
手順(1)で作成したディレクトリの中にあるファイル
./articles/my_article/main.tex
を編集することで、記事をつくれます。
document
環境内 で以下のコマンドが使えます。
\articletitle{hoge}
で記事タイトルの設定をします。\articleauthor{fuga}
で著者の設定をします。\makearticletitle
で記事タイトルと記事著者を表示します。
WORD編集部の人間ではない場合、著者の前に付く「文 編集部」を削除したくなると思います。
「文 編集部」は以下のコマンドを\begin{document}
の直後に書くことで消せます。
\authormark{}
通常記事タイトルがヘッダに表示されますが、これを変更する場合document
環境内で
以下を叩いてください。
\articleheader{newheader}
article-template/main.tex
のプリアンブルで\usepackage
を行ってください。
BiBTeXを用いる場合、bibファイルはarticle-template
直下のmain.bib
を編集する。
こだわりや調整の自信が無い場合、参考文献の表示は
\bibbysection[heading=subbibnumbered]
を用いる。
article-template/articles/my_article/main.tex
\begin{document}
...
情報太郎\cite{myarticle-taro}によれば、ここは
...
\bibbysection[heading=subbibnumbered]
\end{document}
article-template/main.bib
@proceedings{my_article-taro,
Title={Sugoi Ronbun},
Author={Taro Jhouho},
...
}
docker側でフォントインストールとシステムへの反映処理が書かれているものとして、
WORDクラス元のbxjsクラスでluatexja-fontspec
パッケージを読みこんでいるので、
article-template/main.tex
のプリアンブルで以下のようにして追加する。
他の記事を壊さないよう、グルーピング({}
)して使用すること。
article-template/main.tex
\newfontfamily{\myfont}{Very Good Font}
\begin{docment}
article-template/articles/my_article/main.tex
\begin{document}
...
普通の文章。{\myfont ここからウルトラスーパー良いフォントで表示}
すでに別ビルドしたpdfがある場合、
hinagata-import-pdf
をコピーして同様に進めてください。
別ビルドのpdfではページ番号とヘッダを使わないようにしてください。
wordクラスを使う場合、documentclass
のオプションにnoheader
とnopagenumber
を
設定します。
articletitle
とarticleauthor
を設定し \makenoarticletitle
で目次に
記事タイトルと著者名が追加されます。
リポジトリのルートディレクトリでmake
しましょう。
目次と裏表紙が必要ない場合はarticles/
以下の記事ディレクトリにcd
してmake
しましょう。
手元でのビルドに失敗したり、TeXLiveを入れたくなかったりする人はDockerイメージを使ってビルドすることもできます。
リポジトリのルートディレクトリでdocker compose up
しましょう。
目次と裏表紙が必要ない場合はarticles/
以下の記事ディレクトリにcd
してdocker compose up
しましょう。
特定のブランチ名でBitBucketにpushするとGitHub Actionsを使って記事をビルドすることができます。
- タグ: 全体の記事
master
ブランチ: 全体の記事articles/*
ブランチ: ブランチ名末尾と同じディレクトリの記事
例えばmy_article
というディレクトリで記事を書いた場合、
articles/my_article
というブランチ名でpushすることで自動的に記事がビルドされます。
ビルドに成功したら編集部内のストレージからPDFをダウンロードすることができます。 詳細は編集部のえらい人に聞いてください。
@hid_alma1026か @_yyu_へ投げると早い。 LuaLaTeXに関しては@Nymphiumか@azuma962へ。
GitHub Actionsや成果物のpush先に関しては @totsugeki_tai に聞くとよい。
License: modified BSD (see LICENSE)