For the English README, please refer to こちら.
このプロジェクトは、Node.jsを使用してMoneyForwardの認可サーバーとやり取りするOAuth2クライアントの実装方法を示しています。OAuth2を用いた認可、トークンの取得、トークンのリフレッシュ、保護されたリソースへのアクセスまでの一連のフローを紹介します。
- Node.js: この例はNode.js v22.9.0を基にしていますので、お使いのシステムにNode.jsがインストールされていることを確認してください。Node.jsからダウンロードできます。
- OAuth2 クライアントライブラリ: OAuth2フローを簡素化するために、
@badgateway/oauth2-client
ライブラリを使用します。
アプリケーションを実行する前に、OAuth2のクレデンシャルを設定する必要があります。src/index.ts
のプレースホルダーを実際の値に置き換えてください。
const CLIENT_ID = 'YOUR_CLIENT_ID'; // OAuth2のクライアントIDに置き換えてください
const CLIENT_SECRET = 'YOUR_CLIENT_SECRET'; // OAuth2のクライアントシークレットに置き換えてください
const REDIRECT_URI = 'http://localhost:12345/callback'; // リダイレクトURIに置き換えてください
CLIENT_ID
、CLIENT_SECRET
、およびREDIRECT_URI
を設定に合わせて適切に設定してください。
このプロジェクトでは以下の依存パッケージが必要です。
@badgateway/oauth2-client
: OAuth2クライアントライブラリexpress
: ルートやHTTPリクエストを処理するWebフレームワーク
これらの依存パッケージはpackage.json
に指定されており、以下のコマンドでインストールできます。
必要な依存パッケージをインストールするには、以下を実行してください。
npm install
TypeScriptファイルをJavaScriptにコンパイルするには、以下のコマンドを実行します。
npm run build
ビルド後、アプリケーションを開始するには以下を実行します。
npm start
または、dev
スクリプトを使用してビルドと開始を一度に行うこともできます。
npm run dev
- src/index.ts: OAuth2クライアントの設定およびルートが定義されているメインファイル
- package.json: 依存パッケージ、スクリプト、およびその他の設定が定義されています
すべてのプロジェクトファイルをフォーマットするには、次のコマンドを使用します。
npm run format